もっとセックスする

インモラルなデジタルアンダーグラウンドをリードするキッチュなオルタナティブメディアこと、日刊たいどわるいぞ。その伝統に従い、チンポの次はエロゲーである。延々とエロゲーとチンポを輪廻し輪を描くのである、それは生殖という生命の素晴らしき円環のアウトサイドでWAになってオナれであり、これすなわちCircle Jerks、Live Fast Die Young、生き急ぎ若くして死ね。



世界初のアドベンチャーエロゲーは、世界初のグラフィックアドベンチャーで名を上げたケンとロベルタ夫妻によるOn-Line Systems(Sierraの前身)からリリースされたSoft Porn Adventureというド直球タイトルなのだが、これはApple II自体がまだトータルセールス数万台とかだった頃に2万本売れたといわれている。実質当時のApple IIユーザーのほとんどがプレイしたとされるにも関わらず、界隈のセカンドハンド(中古)マーケットがまだ未発達であったとは言え、販売本数に対して現存数は極めて少ないというのが本作の面白いところで、溢れる程に出荷されたそれを誰しもが手前でコッソリ処分していたというのだ。その為、コンディションの良いものがEbayに出品されると1000ドルを越える。

ちなみに、このゲームはグラフィックなしのテキストオンリー、いわゆるIF(インタラクティブフィクション)の体系なのだが、On-line Systems従業員、なんとロベルタ婦人自らも、自分を売った迫真の実写パッケージだ。

オール社員、ロケーションも自前。

右がロベルタ、セクシー、エロイッ！

後追いの僕がプレイしたのは、レジャースーツラリーのCDコンピ版に入ってた移植作で、別にエッチ絵が出てきたり、PCMで、「んあー」とか再生されるワケでもないので最後までは遊べませんでした。一応後継作となるグラフィックアドベンチャー、初代レジャースーツラリーは最後まで遊んだのでまぁいいでしょう。

童貞のまま朝を迎えた事に絶望し、

拳銃自殺を図るラリーくん。

ラリー1はグラフィックアドベンチャーなのですが、行動は動詞+名詞などでタイプする必要があり(ex. take driver's license)、いざ、おセックスいたそうとした時、なんて入力していいか分からなくて、ベットの周りをウロウロしてた悲しい記憶があります、大体以下のような感じ。


セックスって動詞じゃないの？？？(*不可算名詞です)

Sex Me Sex You！(Invalid Command)

Do Sexじゃだめなの？？？？

Play Sex？？セックスは遊びでしょ、知ってる！



困難の時を経て、奥深い脳の記憶域よりシナプスが強く結合する、これじゃ！

How to Sex！！！(今からはじめようと言うのに、仕方を尋ねる童貞の鑑)

結局答えはHave Sexでした。
Money,Violence and Sex、
セックスセックスアンドセックス。


Have Sex
セックスの方法を僕はあの時、初めて知ったのかもしれない、
もっとセックスする！（ToHeart2 Xrated End）