2013年4月30日火曜日

絵を描くということ

別にうまいわけじゃないですけど、絵を描くという行為にはたくさんの種類があるようです。
あとかなり憶測まみれですので。*はフランス語



まず、「人の絵を真似る」ということ、

人の絵を真似るのも、「模写(Reproduce)」「転写(Copy)」「製図(Trace)」という物がある。
どれにも言えるのが”既存の作品を忠実に再現する”ということである。

模写と言うのは、絵の製作の過程や画風を考えながら再現、創作することにより、その作者の思考や精神などを勉強することができるという物である。
この作者の思考理解をしないのが転写であり、これは模造品に繋がる物でもあるかもしれない。

製図と言うのはもともと、機械工学などの制作資料を写しとる事であり、薄紙などを重ねてなぞるという物だ。
絵を描く上での製図も同じく、既存作品をペイントソフトなどのレイヤーを使い描き写すことである。
著作権問題に関わらなければ、他者の作品を切り取ることができる面白い手法でもある。

次に、「絵を描く」ということ、

絵を描くのにも多くの手法があるようだ。
「素描(Dessin*)」「写生(Sketch)」「速写(Croquis*)」「ペインティング(Painting)」「イラストレーション(Illustlation)」などがある。

素描というのは文字通り、デッサンやドローイングの事で、デザインの語源でもある。
モデルなどを元に、ペンや鉛筆や炭などで明暗の付いた絵を描き上げることである。

写生というのは風景や動物などをおおまかに描写することである。水彩のように彩色する場合もある。素早くなにが書いてあるか分かる程度に雑に描く事をラフスケッチとも言う。
写生をより速くより簡潔に描き上げることが速写と呼ばれる。物を輪郭からみた構造や、仕組みを理解するためにも必要なことかもしれない。(デッサン人形はコレに近い?)

ペインティングと言うのは主に絵画を描き上げる事であり、絵の具などの画材を使い一枚の絵を描き上げる。
イギリス絵画に置ける象徴的な物であったり印象的な物、写実的な物であったりもする。
絵画においては現代でもその概念の設定に議論が上がるため深くは追求しない。

そしてこの絵画の象徴主義から派生したのがイラストレーションであり、
その定義は”文字を使わずに世界感を伝える事”で、イラストレーターとは絵による世界観の伝達のプロである。

イラストレーションにおける創作の上では、自分の考えを文字を使わずに伝えることや、模写によりその世界観をより深く理解することなどが大切なのではないだろうか。

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